Life in Leon

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伝えたい気持ち

今日はダンスの全体練習の日。朝、それぞれ子供を送り届けてから体育館へ集合。
パートごとのダンス、フィナーレの全員でのダンスを30人ほどが集まって練習。
みなとんは、もう一人いる同じ年頃の女の子と、広い体育館を走り回って遊んでいた。

全員が舞台に上がって、ダンスに真剣に取り組んでいたときのこと。

ちょろちょろ走り回っていたみなとんが、ハンドキャリーに入って舞台下に置かれていた4ヶ月の赤ちゃんのそばに、いつの間にか近づこうとしていた。
しかも、手にはダンスで使う小道具の50センチほどのステッキが。

それに気づいて、あっ、まずい、と思ったその瞬間。
やはり同じようにそう思ったその赤ちゃんのママが、とっさに舞台から駆け下りようとしたとき、

あわてた拍子に足を踏み外して5段ほどの階段からすべり落ちてしまった。
大きな衝撃音、そしてその痛烈な痛みに顔をしかめ、動けなくなる彼女・・・・。



私がいけなかった。
もっとみなとんを注意して見ているべきだった。目を離してはいけなかった。

彼女に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
私のせいで彼女がこんなつらい思いをさせてしまったのだから......

幸い、ママたちのなかにドクターがいてすぐに具合を診てくれてはいたものの、
私は何と詫びていいのかもわからず、そばでただ事の成り行きを見守ることしかできなかった。

そんな私の表情を察してか、そばにいたママがそっと声をかけてくれた。

「あなたのせいじゃないのよ。子供がしたことなんだから。気にしちゃだめよ。」

.........思わず、涙がでた。

優しい言葉。スペイン語だから一言一句をすべて理解できたわけではない。
けれど言葉以上にその優しい気持ちが痛いほど心に染みた。

それから何人ものママたちが、同じように私に優しい声をかけてくれた。
痛い思いをさせてしまった彼女には、少ない言葉ながらも気持ちを込めてちゃんと謝った。
もちろんその赤ちゃんにも何も起こらず、彼女も大事には至らなかったようで、とにかくよかった。
ほっとした。

今日のこの出来事で、私は言葉を越えて人の優しさに触れた。たくさんの優しい気持ちに救われた。私のまわりにいる人はみんな、とても温かい。そして私のような外から来た人間を心よく受け入れ、とても親切に接してくれる。

もっとたくさんの言葉を覚えて、もっと自分の気持ちを自分の言葉で伝えられるようになりたい。
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by mexicoleon | 2008-04-15 11:58 | 日々のこと
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初海外赴任記録 2007/6~2012/4 メキシコ


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