物珍しい日本人とメキシコ語のはなし
すれ違った瞬間に目が「驚き」、もう一度見てアジア人だと「確認」し、さらにもう一度「見物」のために見られます・・・。「三度見」が基本です。
特に子供の視線なんて「全く」遠慮がないので、まーっすぐに突き刺さってきます・・・。
レオンではちょっと人の集まるところへ行くと、この視線を避けては通れません。あんまりいいもんじゃないです・・・もうだいぶ慣れましたけど。
好奇心で話しかけてくる人(主に子供)の私たちに対する最初の質問は、
「あなたたちって・・・中国人?」
必ずといっていいほど皆同様に聞いてきます。
アジアについてはあまり知らない人が多いようなので仕方ないのかもしれませんが、はじめから決め付けて質問されるのもねぇ・・・。
中には「中国と日本って違う国なの?」って驚きの質問を浴びせられたことも・・・。
そしてもうひとつの困った質問。
名前の話で、例えば英語圏での「Michael」はスペイン圏では「Miguel」(ミゲル)、同じく「George」は「Jorge」(ホルヘ)という言い方になるのですが、それに関連して
「ボク、フェルナンドっていうんだけど、日本語だと何て言うの?」
って聞かれるのです。
初めて聞かれたときはまーったく質問の意図している意味がわかんなくて困りました・・・。
あと、みんな日本語の「文字」に興味があるようで、
「私の名前、日本語で書いて」とか
「Te amo(愛してる)って日本語で書いて」とかよく頼まれます。
一度なんかマックで女の子の名前を書いてあげたら、「私も!私も!」って並ばれちゃってまるでサイン会状態でした・・・。
また暮らし初めた頃は全然気づかなかったのですが、ここレオンにも外国人はけっこう住んでいるようです。
知っているだけでも子供の友達関係ではイギリス人、ポーランド人、アルゼンチン人、フランス人、キューバ人、オットのサッカー仲間にはスペイン人やチェコ人がいてなかなか多国籍。
スペインはもちろんアルゼンチン、キューバはスペイン語が公用語なので、ボーっと会話を聞いているだけではどこの国の人なのかはあまりわかりません。
でもアルゼンチンのスペイン語はちょっと特殊で、例えばYo(ジョ=私)を「ショ」、llover(ジョベール=雨が降る)を「ショベール」というように発音します。
あまりにシャーシャー音が抜けるのですごく違和感があります。
そしてキューバ人のスペイン語は早口なんだとか。
いずれにしてもスペイン語はスペイン語、言葉の面で違和感なく生活できるのはとても羨ましいです。
スペイン語は英語に次いで世界で多く話されている言葉。
ポルトガル語やイタリア語にも通じているので、マスターできたらまた世界がグンと広がるんでしょうね。
その一方で同じスペイン語といえどメキシコのスペイン語は独特な言葉や言い回しが多く、辞書にも載っていないのでしょっちゅう悩まされています。
そんなときは本やネットで一通り調べていますが、特に役に立つのがGoogleの画像検索。
毎度のこと幼稚園から指定される???な持ち物も、たいていはこれで解決するのでとても便利です。
by mexicoleon
| 2009-08-18 15:46
| スペイン語